「一緒に仲良く、それが復興に…」

食堂は、月に1回、災害公営住宅の集会場で開かれ、様々な立場の人が集まります。

災害公営住宅の住民「おいしかったです。双葉産のお野菜も入っていたので、またうれしくて」
災害公営住宅の住民「時間が合えば来れるし、色々な人とたまに会えるのでいい機会だと思う」
町に戻ってきた住民「仙台にいたので、仙台から家族で戻ってきました。みんなが集まれる場所ができて、色々な人と交流ができるのがいいです」
双葉町出身の住民「いつ来てもみなさんと楽しくお話できたり、あいさつできたりするような、そんな楽しい町になればいいなと思っています」

双葉町で暮らす住民は、震災前のおよそ3%。黒津さんは、住民が喜んでくれることが、復興への一助になればと考えています。

黒津さん「近くの人が喜んでくれたり、一緒に仲良くしてくれることを大切にしていって、それが復興につながったらうれしい」

そんな黒津さんに、今年の抱負を聞きました。

黒津さん「『駑馬十駕(どばじゅうが)』と書きました。才能のないものでも努力を積み重ねれば才能のあるものに追いつくことができるという意味の四文字熟語らしいです。私はそんなに優秀な方ではないので、日々努力を積み重ねて、農業でも町のコミュニティーでも、自分の目指しているところに少しでも近づけたらいいかなと思って」

一度は諦めかけた農業の道。黒津さんは、双葉町から新しい生活をスタートしています。

黒津さん「農業もまだまだこれからという段階ですし、でもおごることなく一歩一歩前に進めるように、日々努力を続けていきたいと思います」

みんな食堂は、毎月第2金曜日に開かれています。