一般企業へ就職も…諦められない“農業”
農業の道をいったんあきらめ、一般企業へ就職しましたが、農業への思いは、捨てきれませんでした。
黒津さん「農業をしたいという気持ちが変わらなかったというのがひとつと、永遠に生きているわけではないし、我慢するぐらいだったらやりたいことをやろうと思って転職活動をしたのがきっかけでした」
そして、3年前に石川県の農業法人に転職。その後、土地を借りることができた双葉町でブロッコリーの栽培を始めました。今は、インドネシアからの技能実習生2人とともに汗を流しています。

実習生「(黒津さんは)優しいです。優しく教えてくれる」
実習生「黒津さんは優しい人です」
一方で、双葉町は、85%がいまだに帰還困難区域です。辺りは、荒れた土地が目立ちます。
黒津さん「2年前に来た時も結構衝撃を受けて、まだこんな状況なのかと。福島県民としても知らなかったと、すごくショックだったし、反省もした。前のような状況になるかは分からないですが、少しでも畑として広げられたらいいなと思う」
そんな双葉町で、みんなが集まる場を作り、野菜をおいしく食べたい。「みんな食堂」には、そんな思いが込められています。

黒津さん「駅西(住宅)って一人世帯のお年寄りがすごく多くて、月に1回でもみんなで一緒にご飯を食べられる場ができないかなと思っていたのと、ママさんから子どもが友達と一緒に夕飯を食べたいと言っているという、その2つの声が合わさって」













