訪れた人:
「すごくおいしいですそば好きなんですけど、本当においしいですね屋台で食べるような味ではない」

お客さんとの距離が近く会話を楽めるのも魅力の一つです。
三木俊輝さん:
「初日からお母さん」
訪れた人:
「お姉さんせめてお姉さんって言ってもらっていい?明るいの、で三木さんがとっても。だから吸い寄せられる感じ」
午後7時半頃。最後のお客さんを見送り、この日の営業が終わりました。
妻の玲夏さん「嬉しいね。こっちが元気もらわない?」

京都の料理人から日本そばの道へ三木さんには、思い描いている未来の姿があります。
三木俊輝さん:
「今は屋台という形でやっているが、土日とか、いつかお店を秋保で、店舗をもってやりたいなというのが将来の夢。変わらずおいしいものを作っていきたいと思っているので」

仙台市では衛生面の問題や都市景観保護のため、屋台の新たな出店や代替わりを禁止しています。そのため三木さんは、屋台風のキッチンカーを選んだそうです。屋台とキッチンカーの大きな違いは、自動車で引くか自転車などで引くかどうかです。そのほかにも、流しと排水設備が備わっていなければ、キッチンカーとしては認められません。営業場所についても、一般的に道路を使う屋台とは異なり、キッチンカーは施設の敷地内などで営業を行います。三木さんの屋台は、仙台アエル北側広場に不定期で出店しています。今後は、どこにでも出店できる屋台の特性を活かして、イベントなど様々な場所に出店したいと考えているそうです。