東日本大震災では、地域住民だけでなく数多くのペットも被災しました。次の災害に備え、ペットとの避難や防災対策について取り組んでいるNPO法人の活動について取材しました。
ペットの備えは飼い主の責任
仙台市太白区に住む秋田犬の詩と、飼い主の後藤美佐さん(58)です。後藤さんはNPO法人「エーキューブ」で、動物とのふれあいの場を作ったりペット防災の啓発活動を行ったりしています。
特定非営利活動法人エーキューブ・後藤美佐会長:
「『ペットの備えは飼い主の責任です』というのをきちんと啓発していかないといけない」

13年前の東日本大震災では、仙台市や獣医師会と協力して、各地の避難所でペットに関する情報収集や物資の配布などの支援を行いました。

特定非営利活動法人エーキューブ・後藤美佐会長:
「(当時)避難所によって、ペットを飼っている方たちの置かれている環境はさまざまでした」