11月に宮城県村田町に開設される韓国版トレッキングコース「オルレ」の整備に向け、5日、地元企業2社から町に2000万円が寄付されました。
寄付したのは、蔵王町の空調設備会社「アステム」と大河原町にあるブランド豚肉の生産販売会社「ヒルズ」の2社です。それぞれ1000万円ずつ合わせて2000万円を寄付し、会社の代表者が村田町の大沼克巳町長に目録を手渡しました。2000万円は、企業版ふるさと納税を活用して寄付され「宮城オルレ村田コース」の案内板や手すりの整備などに使われます。

大沼克巳 村田町長:
「伝統のある蔵の街並みを通る形でコースを決定している町民の方にも利用していただき、尚且つ観光として村田町を知ってもらう一つのアイテムになればいいかなと思う」

韓国版トレッキングコース「オルレ」の県内での開設は、村田町が5か所目です。「道の駅村田」をスタートとゴールにして蔵の街並みや里山の景色を楽しめる13キロのコースが整備され11月11日にオープンします。