黒潮が大蛇行していた
県水産技術総合センター 鈴木貢治主任研究員:
「第一の要因は黒潮の大蛇行の影響だと思う。2017年から大蛇行が発生していて過去ないくらい最長」

大蛇行は、何らかの理由によって黒潮が、紀伊半島沖で大きくうねる現象。海流が不規則な動きを起こしやすいということです。

県水産技術総合センター 鈴木貢治主任研究員:
「(大蛇行は)かなり長期化していて収束のメドもわかっていない」
気仙沼では昨シーズンカツオも記録的不漁でしたが、今シーズンは期待が持てそうだということです。
一方、ここ数年不漁が続くサンマについても聞きましたが、サンマは、黒潮ではなく親潮の影響を受けるということです。黒潮が北上すると親潮が南に下がってくるのが難しくなるため今シーズンも厳しい状況が予想されるのではないかと鈴木さんは話していました。