大相撲夏場所で新十両に昇進する栗原市出身の力士、時疾風の化粧まわしの贈呈式が6日、東京・両国の時津風部屋で行われました。
東京・両国の時津風部屋で行われた贈呈式には、時疾風の母校、小牛田農林高校のOBらが中心となっている「化粧まわしを贈呈する会」の人たちが出席しました。代表の伊藤康志大崎市長が「宮城県から5人目となる横綱を目指してほしい」とエールを送りました。

伊藤康志大崎市長:
「私たちは、これからしっかり応援させていただきますので、ぜひ親方は時疾風をしっかり育てていただいて、大きく成長させていただければと思います」

化粧まわしには、時疾風が高校時代から座右の銘としている「不撓不屈」の文字と共に小牛田農林の校章の刺しゅうが施されています。間もなく始まる夏場所を前に時疾風は気持ちをたかぶらせていました。

時疾風:
「化粧まわしに校章があって、プレッシャーや緊張感もあるんですけど、自信を持って胸を張って、応援をプレッシャーに感じず力に変えて、15日間、一番一番自分の相撲を取って、勝ち越しを目指して頑張ります」

時疾風は、5月14日から東京の両国国技館で行われる大相撲の夏場所に臨みます。