「今できることを」と予備自衛官に志願

阿部晃成さん:
「きっかけはウクライナ侵攻があって、ブチャの虐殺が判明した時点で志願した。東日本大震災では震災前にできないことは震災後もできないとわかった。事前に準備しないと機能しないというのが教訓。自分が今できることをしようと志願した」

ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が続くなか、万が一日本も戦争に巻き込まれた時、自分には何ができるのか、考えた結果が予備自衛官への志願でした。

最初は反対した両親も、今では阿部さんの決断を応援しています。

母・花子さん:
「この子はやりたいと言えばやる。心配はするが賛成もした」

12年前に経験した命の危険。それをどう未来に生かすか。