被災経験をまちづくりに生かしたい
故郷の石巻市雄勝町には震災前4000人余りが住んでいましたが、津波被害とその後の復興事業により多くの人が町を離れました。現在は1000人程と4分の1にまで減少しています。阿部さんは今後、被災経験を生かしながら、一人の専門家として雄勝のにぎわいづくりに関わりたいと考えています。
阿部晃成さん:
「今住んでいる方に加えて、震災や復興事業で地域を離れざるを得なかった方々とどう連携するか協力するか。『震災復興は終わったんだから戻ってきて。お祭り人手足りないから手伝ってけろ』と言える環境をつくることが結果として地域の活性化につながっていくと思う」
