12月24日夜から25日未明にかけて、仙台市内の住宅地でクマの目撃が相次ぎ、警察が注意を呼びかけています。12月に入ってからの宮城県内でのクマの目撃件数は過去最多となっています。

12月24日午後10時40分頃、仙台市宮城野区燕沢1丁目にある燕沢公園北側の路上で体長2メートルほどのクマが目撃されました。その後、宮城野区東仙台周辺でもクマの目撃が相次ぎました。

12月25日午前2時半頃には宮城野区原町の国道45号、坂下交差点近くにある梅田川の土手にクマがいるのをパトロール中の警察官が目撃しました。クマは同一の個体とみられていて、西へ走り去ったということです。

けがをした人はいませんが、警察が注意を呼びかけています。
宮城県によりますと、12月に入ってから12月23日までに136件のクマの目撃情報があり、統計が残る2005年以降で最も多くなっています。