ポールを設置したのは誰?
仙台市の担当者:
「ポールが設置されたのはだいぶ前のことで、詳しい事情は今すぐにわからない状況です。ただ、おそらくですが、道路沿いにある店舗が、警察に相談したうえで設置したものと推測されます」

仙台市によりますと、商業施設などが市に許可をとって道路上にポールを設置することは法令上可能だということです。そこで、続いては店舗に事情を聞いてみました。道路沿いにある店舗の担当者に設置の経緯を調べてもらいました。

店舗の担当者:
「右折で駐車場に入ってくると危険があるため、警察のアドバイスも受けながら中央分離帯にポール設置したとのことです」

走行してきた車が右折して対向車線を横切って駐車場に入るのは危険があると判断し、それを防ぐため正式な手続きを経てポールを設置していたのです。しかし、どうしても右折して駐車場に入りたい車が、ポールを避けるようにUターンしていたのです。

店舗の駐車場に出入りできる場所は2か所あり、目の前の交差点を右折すれば問題なく駐車場に入ることができます。中央分離帯のポールを避けるようなUターンは、危険なようにも思われますが、何らかの交通違反にはならないのでしょうか。今度は警察に聞いてみました。