会議中に飛び込んだ「辞任」の一報
県連会長の小野寺五典衆院議員が、急きょ東京へと戻ることになったのです。

自民党県連 小野寺五典会長:
「党本部の方から至急戻るようにということなので、それなりに重い決断をされるのかなと」
比例東北ブロックの森下千里衆院議員の姿も

森下千里衆院議員:
「これから会見もあるということなので、そちらを見ないとどういう状況でどういう判断をしたかわからないので、今は何ともコメントしにくい」

列島を駆け巡った「石破総理辞任」の一報。石破総理は、7日午後6時から会見を開き、自民党総裁を辞任することを表明しました。仙台市にある自民党県連の事務所では、県連幹部がテレビでこの会見の様子を見守りました。県連としては総裁選前倒しを「要求する」との結論を出したものの、突然の辞任表明により意味がなくなってしまいました。

自民党県連 佐々木幸士幹事長:
「びっくりした。こちらは丁寧に進めていた。(前倒しの賛否を党本部に)出す必要がないことも今初めて知った」
自民党県連 中山耕一会長代理:
「選挙での大敗という結果についての、トップとしての責任を本人はわかっていた。英断だと思う」
党の政調会長でもある小野寺衆院議員は石破総理の辞任会見後に次のように述べました。
小野寺五典政調会長:
「石破総理自身の政権運営は、国益のためにしっかりやってこられたと思う。だからこそ、支えきれなかったことに大変申し訳なく思っている」

自民党のもう1人の県選出国会議員である桜井充参院議員は、体調不良のためコメントを出していません。