東北初となるクリケットのジュニアクラブが宮城県亘理町を拠点に本格的な活動を開始し6日、記念の式典が行われました。

クラブのメンバー「大会に向けてがんばっていきたいです」

活動を開始したのは、「亘理クリケットジュニアクラブ」で、式典ではメンバーが意気込みを発表しました。亘理町は、仙台大学などと協定を結び、クリケットによるまちづくりを進めていて、その一環でクラブが創設されました。クラブには5歳から12歳までの6人が所属し、4月から月3回の練習を行うなど本格始動します。クリケットは、投手が投げたボールを打者が360度自由に打ち返して点を取り合う競技で、2028年のロサンゼルスオリンピックで追加競技に採用されました。

クラブのメンバー「投げること、打つことが楽しい」「もっと上手になってクリケットの選手になりたい」

協会によるジュニアクラブの創設は、全国4か所目、東北では初めてです。海外でも活躍できる選手の育成を目指しオーストラリア出身のコーチによる英語を使った指導も行われていて、6月には、栃木県佐野市で開かれる大会に出場する予定です。