宮城県沖の海面水温が異常に高い!
⑦オホーツク海高気圧 過去最弱か
丸森町出身の三重大学の大学院生・天野未空さんの研究によると、今年の夏は、宮城に涼しい北東の風「やませ」をもたらすオホーツク海高気圧が、過去最も弱かったという結果が出ました。

天野さんは「やませがそもそも吹かなかったと考えられます。夏を冷たくする要因がなく、厳しい暑さにつながった」と話しています。

⑧「海洋熱波」宮城沖の海水温 異常な高さ続く
2022年から続く、宮城県沖の海面水温が異常に高い状態。

本来であれば関東の東を流れるはずの暖流=黒潮続流が三陸沖まで北上しているためで、今年もずっと平年より5度前後高く経過しています。

このためタチウオなど暖かい水を好む魚が多くとれるようになっています。