島民にとって「命の橋」、かつての辛い経験とは
出島大橋は島にとって「命の橋」として期待されています。須田さんは辛い経験を振り返りました。
出島架橋促進期成同盟会 須田勘太郎会長:
「病人が出た時、雨や風が強いときは船が出せず途中で亡くなった人もいたそれも解消されると思う。(町の中心部まで)15分ほどで行けることは、大変幸せなこと」

出島大橋は、女川原発で重大事故が起きた際には避難路としても大きな役割を果たすことになります。

震災前、およそ500人だった島の人口は、津波被害や小中学校の閉校などで11月末現在90人にまで減少しています。橋の開通は、交流人口の拡大など観光面でも大きな期待が寄せられています。