体に合ったフォームを研究

鈴木教授に、デッドリフトの種目を実践してもらいました。

東北大学大学院医学系研究科 鈴木教郎教授:
「脚が短くて手が長い、肩がすごく下についているので、ほかの人が挙げるより下手したら半分くらいの距離しか挙げていない。これしか挙げていない。多分30センチくらいしか挙がっていない。自分の体に備わっている筋肉や骨格の特徴を十分に生かして挙げるという方法を常に考えながらやっているというのが強み」

鈴木教授の強さは、自身の体に合ったフォームなどを追求する分析力にありました。

鈴木教授、パワーリフティングの魅力は年齢に関係なく活躍できることだと話します。

東北大学大学院医学系研究科 鈴木教郎教授:
「私と同じような年齢の人でもどんどん記録を伸ばしている人が沢山いて、練習や工夫次第で記録を伸ばせる。この年でも成長できるスポーツは数少ない、若い人と同じ大会に出て同じ土俵に立てるのが嬉しいこと」

日本記録を更新し王者となった鈴木教授。既に来年の世界大会を見据えています。

東北大学大学院医学系研究科 鈴木教郎教授:
「世界チャンピオンを狙える位置にいると思っているので、優勝したい」

世界大会は、2025年7月5日から兵庫県で開かれます。鈴木教授が、7月の全日本選手権で出した記録は既にアジア記録を超えているため、この大会で、アジア新記録も目指しているということです。