開く世界の扉
そんな土屋選手にこの夏、思わぬ吉報が。8月、ペルーで行われる、20歳以下の世界選手権・日本代表に初めて選ばれたのです。

聖和学園高校3年 土屋拓人選手:
「アンダー20ですけれど、やっぱり日本代表という立場をもらって、ここまできたらもう、勝負は3年・4年生の大学の終わりのシーズンになっていくのかなとは思っています。そのあたりで、日本のトップに食い込めるぐらいの力がついてくれば」
陸上界のニューヒーロー、そんな彼には同じ宮城出身で憧れの選手が。
聖和学園高校3年 土屋拓人選手:
「かっこいいですね」

それは、栗原市出身、パリオリンピック™200メートル代表の鵜澤飛羽選手です。彼もまた宮城の高校で力を育み、日本のトップランナーに成長しました。
聖和学園高校3年 土屋拓人選手:
「やっぱり次のオリンピックには、鵜澤さんと同行できるぐらいに、はい。それぐらい強い信念をもって続けて、やっぱりスプリント能力が記録に繋がっていると思うので、自分はまだまだそこが足りていないと思っているので、そこを重点的に大学で鍛えていけたらいいかなと思っています」
まだまだ粗削り、だからこそ、可能性は無限大。新たなステージを家族も見守っています。
父 土屋修さん:
「拓人はそこを切り抜けて切り開いてきたわけですから。あとは自分がどれだけ頑張るか」
聖和学園高校3年 土屋拓人選手:
「いままでやってきたことは決して無駄ではなかったと自分でも思っていますし、野球でやっていたことも陸上に生きていて、そのおかげで今の自分があるのかなと。世界を狙っていける選手になりたいと思っているので、大学ではもっと陸上にウェイトを置いて、人生をかけてがんばっていきたい」

【tbcテレビ ヒーローインタビューより】