土屋選手の弱点はトマト?
競技に向き合う真摯な姿勢と面倒見の良さから、土屋選手は部員からも厚い信頼を受けています。この1年間、男子陸上競技部のキャプテンとしてチームをけん引してきました。
後輩部員:
「なんか強い、心も強い、体も強い。(Q 弱いところはない?)あ、でも弱いところで言ったらトマトが食べられないらしくて」

強さと共に繊細さも求められる走り幅跳び、わずかな呼吸のズレが大きく結果に影響することも。
走力に自信を持つ土屋選手ですが、幅跳びのキャリアはまだ3年、この日は助走と踏切のタイミングを反復します。
技術面は、跳躍競技を知り尽くした外部コーチの鈴木省三さんにアドバイスをもらっています。
鈴木省三コーチ:
「(踏切が)危ないと思ったら、小さく刻める能力が大事。上というよりも前の方、ベクトルをもっと前の方に移動させることで距離をかせぐ。高さの勝負ではないので」

聖和学園高校3年 土屋拓人選手:
「やっぱり踏切前のリズムだったりとか、跳躍の軸の立たせ方とか、空中姿勢の精度がまだまだ甘いところがあるので、そこをよくしていきたい」