12月17日、仙台市若林区で女性が車にはねられて意識不明の重体となっているひき逃げ事件で、逃走していた車の運転手の男が18日に逮捕されました。

ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、仙台市青葉区広瀬町のアルバイト従業員、河俣大介容疑者(48)です。

警察によりますと、河俣容疑者はおととい午前6時半過ぎに、仙台市若林区新寺4丁目の交差点で、横断歩道を渡っていた近くに住む星道子さん(81)を軽乗用車ではねて、星さんに重傷を負わせ現場から逃げた疑いが持たれています。

警察は、付近の防犯カメラや現場に残された軽乗用車の破片を調べ、河俣容疑者を特定しました。

警察が河俣容疑者を発見した場所は、自宅ではなく仙台市青葉区の親族の家で、軽乗用車もこの家に置いてあったということです。
警察の調べに対して、河俣容疑者は容疑を認めていて「処罰を受けるのが怖かった」などと話しているということです。

河俣容疑者は、新聞配達のアルバイトを終えて帰宅する途中に事故を起こしていて、警察が河俣容疑者の足取りなどを詳しく調べています。