静岡県内で労働災害による死亡事故が相次いでいるとして、静岡労働局は「労災死亡事故多発警戒」を出し、事業所などに事故防止対策を総点検し、必要な措置を直ちに講じるよう求めています。
静岡労働局によりますと、2026年8月30日現在、県内での労災による死者数は24人にのぼっています。これは2025年の年間死者数17人をすでに7人も上回る数字です。特に8月の1か月だけで5人が死亡していて、労働局は「極めて深刻な状況」としています。
業種別にみると、製造業が7人と最も多く、建設業6人、その他6人、運輸交通業5人と続いています。事故の種類では、「はさまれ・巻き込まれ」が6人で最多となっており、「墜落・転落」や「交通事故」がそれぞれ4人となっています。
静岡労働局は、県内の各労働基準監督署に対して監督指導の強化を指示するとともに、すべての事業場に向けて緊急の呼びかけを行っています。事業主に対しては、災害防止対策を改めて総点検し、必要な措置を直ちに講じるよう求めています。
なお「労災死亡事故多発警戒」は、2026年1月9日から2月4日までの間に5人が死亡したため、2月6日に出されて以来です。







