夏休みの子どもたちに、最先端の科学技術が込められたレーザー核融合発電の仕組みを知ってもらおうと、静岡県浜松市に拠点を置くスタートアップ企業が親子体験イベントを開催しました。
このイベントはレーザー核融合発電を手掛けるスタートアップ企業「エクスヒュージョン」が開いたものです。
レーザー核融合発電は燃料となる重水素にレーザーを当て、核融合反応を起こし膨大なエネルギーを発生させて発電するという仕組みです。
こちらの企業ではレンズを使ってレーザーを増幅し、小さな燃料に当てるための研究を続けていて、きょうのイベントでは虫眼鏡を使い太陽の光のエネルギーを集める実験をしました。
「あ、煙出てきた」
<参加した児童>
「やってみたけど、難しいけど面白い」
「つきました!これ!ここにつきました。焦げてる」
子どもたちは光を集めてターゲットに当てる難しさを実感しながら、理解するのはちょっと難しい核融合発電にも興味を持った様子でした。