大西さんはボランティアで知り合った大学生などとグループを結成し、代表に就任。
絵本は、手洗いの大切さを、小学生の男の子を主人公にした物語で伝えるもので、ストーリーは大西さんが考えました。
グループのメンバーは大西さん以外は県外在住で、打ち合わせはリモートが中心。
パソコン上で原稿を一緒に見ながら手直しします。

打合せの様子:
「いまの緑色の背景のページ見えます?」
「見えます」
「このクメール語の文字って読みやすいですか?」
「白に変えてみてもいいかも」
クメール語への翻訳はカンボジア人の通訳に協力してもらい、自然な表現になるよう修正を重ねました。
アフリカの途上国の支援に取り組む両親の影響で、小学生のころから貧困や格差の問題に関心があった大西さん。
2023年の夏、大きな決断をしました。

県立長野高校から通信制高校への転入です。