JAFの調査で、信号機のない横断歩道での車の停止率が、長野県が全国1位というニュースをニュースワイドでもお伝えしてきました。
なぜそこまで停止率が高いのか?
2023年の調査でワースト3位だった福井県の大学教授が分析しました。
そのワケとは?


JAFが毎年行っている信号機のない横断歩道での一時停止率の調査で、2023年、長野県は84.4%と8年連続で全国1位に。

女性:
「いまも停まってくれた方いたので」

東京から出張中の女性:
「結構停まってくれて通りやすいなというのは感じました」

SBCが独自に行った調査では、夕暮れ時の片側二車線の道路でも停止率は70%を超えていて、県民の交通安全への意識の高さがうかがえます。

全国平均を大きく上回る長野県の停止率に目を付けたのが、福井大学の川本義海(かわもと・よしみ)教授。


2023年の調査で26.7%にとどまり全国ワースト3位となった福井県と長野県の差は何なのか…長野市街地で調査しました。

その結果、横断歩道の手前で車が一時停止した割合は49%、車が減速して歩行者が先に横断した割合が81%でした。