能登半島地震では、石川県内で230人を超える人が亡くなっていて、冬の厳しい寒さの中で長引く避難生活に、災害関連死も懸念されます。
いつ来るかわからない災害、中でも“真冬の災害”にどう備えるかは、雪国・長野県に住む私たちにとっても、重要なテーマです。


元日の能登半島を襲った、大地震。

家屋の倒壊やライフラインの断絶により、多くの人が、避難所などでの生活を余儀なくされています。

加えて被災地を苦しめているのが氷点下の寒さや雪です。

長野県内で今もし、同じ規模の地震が起きたら…

真冬の災害に、備えはできているでしょうか?

男性:
「数日分の水とか食糧。特別用意しているわけではなくて、ローリングストック。あとは車のガソリンを空にしないように。(寒さへの備えは出来てる? )どうだろう…そこまで考えていないかな」


女性:「(災害に)備えなきゃって思っていたんですけど、ずっと後回しにしていて、発電機とかそういうのがあったらいいんじゃないかというのは、(家族で)言っています。うちオール電化なので電気が止まっちゃうと本当に…(困る)」

男性:
「(冬への備えは)ないですね。もう(地震が)来たら年ですから、いつでもいいやという感じ。(備えるとしたら)暖めるものでしょうね。カイロみたいな」

男性:
「レトルトの食品とかは常備するようにはしてはいますが、言ってもそのくらいですね。車の中に、防寒対策用品とかは積んでおくようにしようかな」


一般的に、避難生活で必要とされているのが、「TKB(ティー・ケー・ビー)」。

トイレ、キッチン、ベッドの頭文字で、キッチンは食事、ベッドは寝る場所を意味します。