上田市が、日本年金機構に誤ったデータを提供したことから、一定の所得以下の人の年金に上乗せされる給付金が、およそ1700人に対して過大に支給されていたことが分かりました。

上田市によりますと、過大に支払われていたのは、一定所得以下の年金受給者を対象に、生活支援として年金に上乗せして支給される年金生活者支援給付金で、1707人に対して、1人12円から1万8888円まで、総額1279万4398円が過大に支給されていました。

上田市では日本年金機構の求めに応じて2025年6月に所得情報などのデータを作って提出しましたが、このデータに誤りがあったことから12月に支給された支援給付金の一部が本来より多くなったということです。

12月に年金を受け取った複数の人から年金事務所に対して「こんなにもらっていいのか」といった相談が寄せられたことから誤りが発覚しました。

原因については、2025年2月に行われた自治体システムの標準化に伴って、新しいシステムに移行する際に委託先の業者が改修したプログラムに誤りがあったため、公的年金の収入などの情報が正しく反映されていなかったとしています。

対象となった1700人余りには、日本年金機構から2月末までに返還を求める文書と納付書が届くということですが、市では5日までにお詫びの文書を郵送するほか、システムを委託した業者ヘの改善の指示や、委託先業者の成果物への確認作業などを通じて再発防止に努めるとしています。