1日に石川県で発生した能登半島地震から8日で1週間が経ちました。
震度4を観測した中野市のキノコ工場では、被害の大きさが徐々に明らかになり、農家が頭を悩ませています。
キノコ工場の檀原宜丸(だんばら・よしまる)社長:
「崩れちゃった棚はきれいにした。片付けが終わってこれから徐々に棚を組んでいけたらというところです」
中野市草間(くさま)のキノコ工場。
1月1日の地震で大きな被害を受けました。
1日午後4時過ぎ、石川県志賀町で震度7を観測する大規模な地震が発生。
県内でも長野市、信濃町、栄村で震度5弱を観測しました。
県によりますと、この地震で少なくとも長野市と小谷村で、住宅あわせて6棟が破損しました。
震度4を観測した中野市。
檀原宜丸さんが社長を務めるキノコ工場では、ブナシメジを栽培していた6列の棚すべてが崩れ、多くのキノコがつぶれました。
檀原宜丸社長:
「これもう全部だめですね、全部廃棄で、だいぶ痛いですね」