今年のみその出来栄えはどうなのでしょうか?
生産量全国1位を誇る長野県産みその品評会が長野市で開かれました。
品質向上などを目的に72回の歴史がある県のみそ品評会。

今年は県内のみそ蔵などからおよそ57点が出品され、審査員が色や香り、うま味などを評価しました。
長野県はみその生産量が統計開始以来48年連続で全国1位となっていて、2021年の出荷額はおよそ735億円と、全国シェアの半分以上を占めています。

県工業技術総合センター戸井田仁一(といだじんいち)さん:
「(今年は)暑い夏で非常に心配したところなんですけど、そこを技術的にカバーしていた」
「熟成期間を多少短くしたり涼しいところに置いたりして色などバランスを取りながら、従来通りの素晴らしいみそに皆さん仕上げていた」
品評会では淡色系や赤色系(せきしょくけい)など種類ごとに県知事賞が選ばれ、11月2日に授与式が行われます。