長野県中野市の斎場で27日、火葬中の炉から火の手が上がり、利用者などが一時避難しました。けが人はいませんでした。
27日午後0時すぎ、中野市豊津にある火葬場「北信斎場たびだちの森」で、従業員から「火葬炉から火が出た」と消防に通報がありました。
火はおよそ1時間後に消し止められましたが、この火事で3つある炉のうちの1つが焼けました。
施設の利用者や従業員あわせて15人は建物の外に逃げ、けがはありませんでした。
出火当時、焼けた炉では火葬が行われていて、管理する北信保健衛生施設組合によりますと、火葬が始まってから10分ほどで火の手が上がったということです。
また火葬前には、従業員が利用者に棺の中に危険物が入っていないことを確認していたとしています。
警察と消防で火事の原因を調べています。