美術教師として、16年前から「対話を通した鑑賞」を授業に取り入れてきた宮下校長は、その効果を実感しています。


東御市和小学校・宮下聡校長:                                                                          「抵抗なく思ったことが表現できるようになっていくということはあるんじゃないかと思う。ここ分からないんだけどというようなことをちゃんと気楽に言えるようになっていくとかね」

学校で子どもたちと向き合う教師も、表現や対話といった「アートの手法」が子どもたちの課題解決に向けた選択肢になるのではと期待します。


参加した人:                                                 「コロナ禍で保育園幼稚園時代を過ごしてきた子どもたちが、人との関わり合いとか自分の考えを表現すること、なかなか身につけられてこなかった子たちが多くて、そういう中で楽しみながら気づいたら自分の考えを表現できてる。正解不正解では評価できないところを引き出せる良さがあるんじゃないか」

県は、秋に向けて新たなモデル校を募集するということです。