茅野市の蓼科中央高原に新しい観光スポットが誕生しました。
テーマは「地酒」です。
天井までの壁をぎっしりと埋めているのは日本酒の一升瓶です。
その数およそ1800本。
このほど茅野市の蓼科中央高原にオープンした「信州酒ミュージアム」では、円筒形のホールを囲む高さ10mの壁に、県内の地酒のラベルが張られた「地酒オブジェ」を展示しました。
一升瓶は県内80の酒蔵から取り寄せたラベルをスタッフが手作業で貼り付けたもので、観光客からは早くも「写真映えする」と人気を集めています。
■信州酒ミュージアム 村田晃プロデューサー 「ビンを積むのは3人で実質やったが、5週間かけて出来た時には『すごいのが出来たよね』と見てても飽きないんですね」
11日にオープニングセレモニーが開かれ、観光や行政の関係者が新しい観光スポットの誕生に期待を寄せていました。
■信州酒ミュージアム 村田晃プロデューサー 「インバウンドのお客様が増えるひとつの起爆剤になれれば。地域一体で盛り上がっていきたい」
ミュージアムには、有料の試飲コーナーや、県内の地酒を販売するショップも併設していて、酒どころ信州の魅力を広く発信していきたいとしています。