飼育頭数は、全国有数の13頭。
年齢や性格はさまざまで、レッサーパンダの中から「推し」を見つける人もいます。
■茶臼山動物園獣医師 山上達彦さん 「ここで生まれた子も(繁殖のために)たくさんいろいろな動物園にお嫁や婿に行っているので行った先に会いに行ったりとか」
さらに、茶臼山動物園が力を入れているのが「生息環境展示」です。
今年、新たにオープンした「ライオンの丘」。

■茶臼山動物園獣医師 山上達彦さん 「ライオンが住んでいるところにキリマンジャロという富士山みたいに大きい山がある。それが菅平の形に模写できるようにここが長野ではなくアフリカに来たような気分、見てるお客様がそんな気分になれるように設計しています」
迫力を間近に感じられるとあって、休日には、家族連れなどで大にぎわい。
■子どもたち
「かっこよかった」 「自由に動いている感じがリアルでかわいいです」

このほかにも「オランウータンの森」など、できるだけ生息地に近い環境を再現し、動物たちが本来の行動をできるような施設づくりで魅力を高めているのです。
■茶臼山動物園獣医師 山上達彦さん 「都会の動物園ではできない長野の森の中の動物園をうまく使っていきたいと思います」
そして、また一つ新たな魅力も…

7月1日にキリンの赤ちゃんが誕生しました。
8月で開園40年を迎える茶臼山動物園。
情報の発信と来園した人を飽きさせないたゆまぬ魅力づくりがその人気の秘密のようです。