クリクリとした大きな目が特徴のレッサーパンダや、丸々としたフォルムとふわふわな毛並みが人気のコモンウォンバット。
県内最大級の飼育規模を誇る長野市の茶臼山(ちゃうすやま)動物園の入場者が2022年度、過去最多を更新しました。
その理由に迫ります!


長野市の茶臼山動物園。

東京ドームおよそ3個分、15ヘクタールの敷地で71種560点の動物を飼育していて、その規模は県内最大級。

来園した人たちは自然豊かな環境で、ゆったりと過ごす動物たちに癒されています。


■男の子
「すごく広くていろいろな動物がいていい」                                        ■母親                                                 
「落ち着いてゆっくり見られるところがいいかなと思って」

そんな茶臼山動物園は2022年度、入場者数が24万人を超え、過去最多を更新。


コロナの影響を受けたものの1983年の開園以来、毎年順調に数を伸ばし続けています。

そのワケとは…?!


■茶臼山動物園獣医師 山上達彦(やまかみ・たつひこ)さん                                                                                                                               「なかなか見られない様子をSNSで発信できたこと。それをメディアにたくさん使っていただいたこと。それでこの動物園を全国的に有名にしてもらえたというのが一番の理由かな」

こう語るのは、動物たちの体調や安全を管理する獣医師の山上達彦さん。

3月までSBCなど全国で放送されていたバラエティ番組で、動物たちが何度も紹介され、人気に火が付いたといいます。

そのうちの1頭が、オランウータンのフジコです。