旬の野菜や果物を使った、ジェラート店。

おいしいのはもちろん、地産地消、そしてフードロスの削減にも取り組んでいます。

塩尻市大門のジェラート店「リジェラート」。

ショーケースには、色とりどりのジェラートが毎日10種類以上並びます。


■リジェラート 小林悠花(こばやし・ゆうか)さん
「おすすめはマンゴーとか今の時期だと旬のアスパラとか」

ケースの中をのぞくと、ほかにも「かぼちゃ」や…


リピーター続出という、「きゅうりレモン」!

もちろん、定番のミルクや抹茶も。

この店ではなんと、シングルからトリプルまでが一律500円!

カップとコーンも選べて、一度にいろいろな味を楽しめます。


■森記者
「おすすめのアスパラのジェラート、どんな味がするんでしょう…これは…アスパラ!アスパラの甘みや野菜らしさとミルクの甘さがちょうどよく、とってもおいしいです」

フレーバーは200種類以上あり、ラインナップは、毎日変わります。


■製造担当 北澤清子(きたざわ・きよこ)さん
「地産地消のジェラートも増やして、たくさん野菜や果物がとれるので、最大限にいかして」

信州産の野菜や果物など旬の食材を中心に、続々と、新たな商品を開発しています。

2021年10月にオープンしたこの店の“生みの親”というのが…

作業着姿でパソコンと向き合う、こちらの男性。

機械の設計・製造をする会社の社長ですが、10年ほど前から県内の農産物を販売するECサイトの運営も手がけてきました。

その中で課題に感じていたのが、傷や変形などで市場に出すことが出来ない「B級品」の存在です。


■FAテック 芝田潔(しばた・きよし)社長
「一生懸命やってもやっぱり勝てないもの、天候とかそういったものもあるので、友だちに配っちゃうかそれでも余れば捨てちゃうとかって話をしてて、なんとかしたいなっていうのがありました」

出る時期や量が決まっていないB級品をどう活用できるのか…