そこで思いついたのが、少量から作れて長期保存もできるジェラートでした。

■FAテック 芝田潔(しばた・きよし)社長
「私どもも安価に仕入れさせていただいて助かりますし、フードロスがなくなるっていうことも含めて、そういう思いに賛同していただいた農園さんと一緒にやれたらなと思いまして」

「こんにちは~」

この日、芝田社長が訪れたのは安曇野市にあるイチゴ畑。

■三才山農園なかや 柳澤歩(やなぎさわ・あゆみ)さん
「今はこの品種(真紅の美鈴)が一番作りやすくてお客様のうけもよくて、加工に出してもこんなイチゴソース見たことがないというくらい、鮮やかな赤が…出ましたよね?ね!喜んでいただけるので」

知人を通じて知り合った柳澤歩さんの農園で、5月から、新たにイチゴを仕入れることになりました。


■三才山農園なかや 柳澤歩さん
「農家が自分で6次(産業)化を一人ずつがやると、技術が追いつかなかったり、現場が回らなくなったりとか、やっぱりプロの仕事はプロに任せるみたいな、ちゃんと農家が作ることにも専念できるのでとても助かります。なるべく農薬を使わないで作っているので、何に使っても安心っていうものは心がけているので、たくさんの人にそれを知ってもらうきっかけにもなればいいと思う」

■FAテック 芝田潔社長
「やっぱりおいしいって言っていただく。そのためには試作もこれならっていうところまでやらせていただこうと思っています」


「こちらがいま試作中のものです」

リジェラートではさっそく、柳澤さんのイチゴを使って新商品のレシピを練っていました。