長野県内で4月に発生した凍霜害の被害総額が推計で5億円以上にのぼることがわかりました。
県内では、4月に続いた冷え込みの影響で、凍結や霜による農作物への凍霜害が発生し、県のまとめによりますと、被害総額は推計で5億1000万円余りにのぼっています。
このうち、リンゴやナシなどの果樹が大半を占め4億8000万円余り。
アスパラなどの野菜やシャクヤクなどの花でも1000万円以上となっています。
被害は30の市町村で確認され、松本地域が3億1000万円余りと最も多くなっています。
県は20億円余りの被害が出た2021年以来、2年ぶりに無料の相談窓口を設置しました。