サッカーJ3の絶対に負けられない戦い。

長野パルセイロと松本山雅が、お互いのプライドをかけた「信州ダービー」に臨みました。

試合前から、異様な熱気に満ちた13日の長野市の長野Uスタジアム。

■パルセイロのサポーター
「絶対に90分で決着つけたいなと思います」                 ■山雅のサポーター
「明日ダービーだって考えたら全然寝られなくて。とにかく松本山雅が勝ちます!」

詰めかけたのは、パルセイロのホームゲームでは2022年の信州ダービーに次ぐ歴代2番目の1万2,000人余り。


スタジアム全体が熱気に包まれる中、いよいよ、キックオフ。

序盤から流れを掴んだのは、ホームのパルセイロ。

前半8分の近藤のシュートは惜しくもクロスバーに阻まれますが、32分。

変化をつけたコーナーキックから、船橋のクロスに秋山があわせて先制点。

パルセイロは、39分にも進(しん)とのワンツーで抜け出した近藤がシュート!

これは、山雅の榎本(えのもと)がギリギリのところでクリアし、1対0で前半を折り返します。

サイドが替わった後半34分。

パルセイロは森川が山雅のディフェンス2人をかわしてドリブルで運び、最後は杉井の低いクロスに山本が反応して2点目。

かつて山雅でもプレーした山本の一撃で、リードを広げます。

逆に、ほとんど見せ場を作れていなかった山雅。

終了間際、自陣のフリーキックからキーパーのキャッチミスを逃さなかった小松がネットを揺らし、リーグ単独トップのシーズン7ゴール目。

一矢報いますが、反撃もここまで。

2対1でダービーを制したパルセイロは、2連勝で首位に浮上です。

■長野パルセイロ・山本大貴(やまもと・ひろき)選手
「ダービーで15年ぶりに勝てたのは非常に嬉しかったですし、そこの一員になれたっていうか、一員であったっていうことで、非常に誇らしく思います」 

■長野パルセイロ・シュタルフ悠紀(ゆうき)監督
「オール長野で掴んだ歴史的な勝利だったと思うので、本当に選手が誇らしいですし、サポーターも誇らしいですし、次に向かってまた頑張っていきたいなという気持ちになりました」

一方の山雅は、シュートわずか4本と完敗。

J3降格以降最低の7位に順位を落としました。

■松本山雅・小松蓮選手
「本当に情けないし、もう心底悔しいし、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」

          

■松本山雅霜田正浩(しもだ・まさひろ)監督
「なかなか僕らが意図したサッカーができず、相手の土俵で戦ってしまった90分だなというふうに思っています」

次の「信州ダービー」は10月に山雅のホーム・松本市のサンプロアルウィンで行われます。