冬に訪れる外国人観光客が増えている長野市の戸隠神社奥社が参道の途中にネットを張って立ち入りを禁止するなどの規制を強化しました。


周辺は雪崩の危険があるほか、マナー違反の行為も目立つといいます。

長野市の戸隠神社奥社のシンボル・杉並木。参道の中間にある随神門からおよそ500メートルにわたり、200本以上の巨大な木が立ち並びます。

神社によりますと、この杉並木を目当てに、1年ほど前から外国人観光客が急増。SNSの投稿がきっかけとみられ、雪と一緒に写真に収めようと大勢が訪れるようになりました。


しかし、周辺は雪崩の危険もあり、観光協会によると、昨シーズンは4件の遭難が発生、1人が死亡しました。

滑り止めアイゼンを路上に捨てるなどマナー違反の行為も多発。

冬はトイレが閉鎖されているため、参道の脇で用を足す人もいて、職員が春先に残された紙などのごみの片付けに追われました。


対応に苦慮した神社は、随神門から先の立ち入りを春まで一切禁止することに。ネットを張って通れないようにしました。


戸隠神社禰宜 楠川裕一さん「参道は神社の敷地。神様の庭でもある。私たちにとっては神聖な場所。(参拝者を)迎えることと両立できる対策ということ」


観光協会は英語と中国語のチラシを作成し、路線バスの乗客に配るなどして周知するとしています。