この春から男女共学となった長野県飯田市の短期大学で、4日、入学式が行われました。

入学式が行われたのは、飯田女子短期大学から新しい校名に変わった飯田短期大学です。

この春から共学となり、男子24人を含む209人が入学式に臨みました。

飯田女子短期大学は、1967年の開学以来1万3000人余りが卒業し、教育や医療、福祉などの専門職を中心に、様々な分野で活躍しています。

しかし、学生の減少に加え、飯田下伊那地域で介護や看護の分野を目指す男子生徒の進学先が求められていたことから、今年度から共学に舵を切りました。

(男子学生・飯田出身)「初の共学化ということで新鮮な気持ちだった。これからの学校生活を楽しんでいきたい」

(男子学生・飯田出身)「(共学化していないと)就職の可能性が高かった。近くで通えるのは大きいので、また来年とかいっぱい男の子が入ってくれたらうれしい」


飯田短期大学では今後も県の内外から学生を募り、男子学生の数も増やしていきたいとしています。