年末年始を控え、暮らしに困っている人たちに食料品を贈る「年末きずな村」が長野市で開かれました。

「きずな村」は長野医療生活協同組合などの実行委員会が、夏と冬に行っていて今回で21回目です。
用意されたのはそばやもちなどの詰め合わせ300セット。会場には、朝から大勢の人が並び、次々と受け取っていました。
物価高の影響か、今年の夏はコメが集まらず、ひとり当たり3合の配布でしたが、今回はフードバンクなどからの支援で2キロずつ用意できたということです。

長野きずな村事務局 大西英之さん:「世の中の困窮者の方をなくしていきたいと思っているんですが難しいので、ちょっとでもこういった活動を通して支援できればいいと思います」

70代の女性は「ひと月7万円ほどの年金では生活が厳しい」と話し、食料や生活物資の支援に「ありがたい」と感謝していました。

実行委員会は、物価高の中でも、工夫して物資を集めていきたいとしています。












