理由(1)踏切の規模と高難度の作業
松本建設事務所 福島岳史係長:「線路の直下を掘るので、掘っている時に線路が歪んだり、そういうことがあってはいけないので、ここを慎重にやらなければいけない」

貨物列車も多く通過する宮田前踏切は7本もの線路が走り、その幅は30メートル以上。慎重な作業が求められる区間が、一般的な踏切より長いのです。

松本建設事務所 福島岳史係長:「80センチ角の鋼管があるんですけども、これを先に挿入して、空間を確保するという工事をやります。掘削にあたっては線路等に影響がないように、中に人が入って人力で掘るような形になります。ですので、非常に時間がかかる」
今回の設計では線路のわずか1メートル余り下を掘る必要があり、機械を使わない手作業での掘削も行われます。
JR東日本によると、過去の立体化工事と比較しても難易度は高いといいます。












