長野市で行われた大規模な救助訓練。土砂崩れに車2台が巻き込まれ、3人が生き埋めになった想定です。

宮入キャスターリポート:「台風19号災害からまもなく6年大規模な災害救出訓練が行われています」
市の中央消防署の管内から29人の隊員が参加。重機でがれきを撤去する訓練には、初めて民間企業も協力。万が一の際の連携を確認しました。

土砂に埋まった1人目を救出。すると、一斉に現場を離れる隊員。これは救助作業中の二次災害を防ぐ訓練で、今回の大きな目的の一つです。
土砂の崩落を感知すると警告音が鳴るセンサーを使うほか、ドローンを飛ばし、上空からもさらなる危険がないかを確認。

助かる命を救うため、隊員の安全管理も徹底しました。

長野市消防局中央消防署 倉島今朝継署長:「6年前の台風19号災害で長野市にも大きな被害があった。災害に万全を期すということに努めていきたい」