東御市は16日、市のホームページに誤って住所や氏名などの個人情報が記載されたPDFデータを掲載し、外部からの指摘を受けて、およそ17時間後に公開停止としていたことを明らかにしました。
誤って掲載されていたのは、市が10月に行うイベント「火のアートフェスティバル2025」に出店する114人分の住所や氏名、電話番号、メールアドレス、生年月日などの個人情報です。
東御市によりますと、9月10日の午後3時20分に、出店者情報を市のホームページに公開した際に、誤って個人情報が記載されたPDFデータを掲載しました。
その後、外部からの指摘を受け、翌11日の午前8時半に、公開停止の措置を取ったということです。
現時点で、掲載されたデータによる2次被害の報告はないということですが、市では、掲載された114人に経緯を説明した上で謝罪したということです。
出店者を取りまとめてPDFデータを作成した職員とは別の職員が、掲載する作業にあたりましたが、フォルダーから取り出す際に、本来掲載すべきだった店名とジャンルなどが記載されたものと似通ったタイトルがついたデータを添付して公開してしまったということです。
市では、「関係する皆様に多大なるご心配とご迷惑をおかけしますことに深くお詫び申し上げます」とコメントしていて、再発防止に向けては、ホームページに公開する前には複数人によるチェックを徹底するとしています。