入場者が2000万人を突破した大阪・関西万博。県内の企業も出展し、その最新技術が注目を集めています。


4月に開幕した大阪・関西万博。これまでの入場者数は、累計で2000万人を突破しました。

訪れた人の関心を集めていたのが、「未来の眠り」をコンセプトにしたベッドです。


御代田町に本社を置くミネベアミツミが特別協賛しています。ブースでは、一人ひとりの体の状態に合わせた最適な睡眠を疑似体験することができます。

ミネベアミツミの技術の一つ目が「レゾナントデバイス」。


ミネベアミツミセンシングデバイス事業部 西村利明副事業部長:「振動デバイスを使った音やナレーションを届けるシステムですが、スピーカーが一切ないんですよ。実はこのベッドのフレームを震わせて音を出している。スピーカーもなく、音が外にもれることもなく届けられる」


ベッドに内蔵されているのは、小型の振動デバイス。起床時に、心拍にあわせて振動し快適な目覚めに導いてくれます。