富士見町は町内の太陽光発電所の敷地に発電パネルなどの産業廃棄物が埋められていたことなどから事業者への開発許可を取り消しました。


町によりますと、地中に産業廃棄物があったのは、香川県の業者が運営する富士見町境の太陽光発電所です。


関係者からの情報提供で8月に現地を調査したところ、地中から木の根などおよそ3.4トン、発電パネルおよそ49キロが見つかったということです。


また、排水設備の構造が申請と異なることもわかり、町は業者に対し、9日付けで発電事業の実施を含む開発許可を取り消しました。

産廃が見つかった後の弁明で事業者側は「許可の取り消しは重すぎる」と訴えたということですが、町は悪質性があるとして条例に基づき処分を行いました。