松本市の中学校のアカマツが隣接する線路上に倒れ、電車の運行に影響が出たことを受け、学校は倒木のおそれがある敷地の9本を伐採することになりました。

倒木があったのは、松本市の波田中学校で、先月28日、敷地の南側にあった枯れたアカマツが、根元付近から折れました。
松本市教育委員会によりますと、折れた木は隣接するアルピコ交通上高地線の線路上に倒れ、架線の電気設備が壊れました。

電車の運転手が倒木に気が付いて緊急停止し、けが人はいませんでした。上高地線は一部区間で最大4時間余り運休しバスによる代替輸送が行われました。
学校では再発防止のため、倒木の恐れがある枯れた松など9本を今週末に伐採するとしています。