長野市中心部と中山間地を結ぶ路線バスが廃止される問題で、沿線の住民が子どもたちの交通手段を確保してほしいと荻原市長に訴えました。

市役所を訪れたのは、アルピコ交通が廃止を表明した高府線など3つの沿線の住民の代表などです。


19日は市が予定している代替交通手段について、地域の中学生や高校生が通学しやすいよう、便数の確保や運行時間の配慮などを求めました。


信州新町地区住民自治協議会 黒岩伸雄会長:「中山間地に住んでいる子どもたちが不便だと感じないようにしてほしい」

長野市と周辺地域を結ぶ路線バスを巡っては、アルピコ交通と長電バスが6路線を廃止する方針で、市は乗り合いタクシーや市営バスの委託運行などの代替手段を明らかにしています。