今年度(2025年度)の全国学力テストで長野県は小学生の算数と理科、中学生の数学で平均正答率が全国を下回りました。
全国学力テストは小学6年生と中学3年生全員が対象で、今年度、県内では公立の530校、2万9000人あまりがテストを受けました。
県教育委員会によりますと、県内の平均正答率は小学生の国語が66パーセントで全国と同程度。算数と理科はどちらも56パーセントで、全国を1ポイントから2ポイント下回りました。
また中学生は国語と理科が全国と同程度、数学は46パーセントの平均正答率で、全国より2ポイントほど低くなりました。
児童や生徒には生活や学習の習慣に関するアンケートも行われ、県教委はテストの結果とあわせ、多面的な視点から分析するとしています。