総理大臣指名選挙を控える中での自公連立崩壊。高市氏の総理就任もすんなりとは決まらない情勢となり、各党の駆け引きが活発化しています。

自公連立崩壊で新政権はどうなる?「総理指名」へ各党の動き

8日、立憲民主党への挨拶に訪れた高市総裁。その時のやり取りについて...

立憲民主党 野田佳彦代表
『傷ものがひとり』っていう表現で萩生田さんを紹介されてましたね。そこまで言われちゃいますとね」

自民党 萩生田光一幹事長代行
「幹事長代行の萩生田です」

公明党の電撃的な連立離脱の2日前の8日には、萩生田氏を“傷もの”と表現する余裕もあったようです。

次に訪れたのは、連立入りも視野に秋波を送っていた国民民主党。

自民・公明の与党に国民民主を加えれば、衆議院で過半数を超えるはずでしたが、状況は一変したのです。

国民民主党 玉木雄一郎代表
「(Q.自民党との連立の可能性があるか?)我々が仮に加わっても過半数いかないので、(公明の離脱で)あまり意味のない議論になってきた」

自民党単独では196議席。
野党第一党として148議席を持つ立憲は...

立憲民主党 野田代表
「野党第1党、2党、3党がしっかり固まれば、間違いなく(自民の)196を越すことはできる

政権交代を目指す立憲は、総理指名選挙で国民民主党の玉木代表への投票も容認する考えを示していました。