再びバイクに乗り始めたリターンライダー。

平谷村では初心者・リターンライダーからベテランまでスキルアップのための練習会が開かれています。

25年間バイクをおりていた記者。安全なライダーになれるか練習会に参加しました。

二輪車安全運転特別指導員 小池弘明さん:「体力筋力がないことを自覚するのが大事ですね」
記者:やっぱり違いますね、30代のころとは」
二輪車安全運転特別指導員 小池弘明さん:「やっぱりまず慣れるというところから始めるのも大事ですよね」

事故を起こさないためにきちんと止まること、そのための練習がこれです。時速40キロで通過して、青い信号が出た側の障害物を避けてからブレーキをかけます。

記者:「青になった方に行って(障害物を)避けて止まるというのはわかるんですけど、反応がどうしたらいいか」
二輪車安全運転特別指導員 小池弘明さん:「急な動きに反応できないのが、年とともに当然自分の体に現れますね。一般道を走っていてこういうケースは必ずあると思う。横から車や人が出てきたときに回避するか、止まるべきか。その判断を一瞬でしなければならない。この頭の働きが加齢とともに落ちてくる」

何度か繰り返しているうちに確認→判断→操作がスムーズになってきました。

二輪車安全運転特別指導員 小池弘明さん:「バイクって楽しいじゃないですか。ただ趣味なんで、ずっと楽しいままで終わるのが一番いいんですよ」


25年前に駒ケ根にIターンした加藤さん。駒ケ根インターの近くでライダーのためにガレージを開放しています。

加藤恵一さん:「工具も一通りそろってますので、ちょっと調子がおかしいとかちょっと空気入れたい方がいたら、ここに来れば自分でメンテしていただければ。セルフメンテナンススペースって呼んでますので。やっぱりライダースパラダイス信州ということで信州はライダーにとって優しいところだよと」


バイクの安全運転指導員の小池さんにバイクに乗るときの一番の心構えを聞きました。

二輪車安全運転特別指導員 小池弘明さん:「『行ってきます』と行ったら『ただいま』と普通に帰ってくるだけですよね。とても幅広い意味があるんですけど、無理をしない、無茶をしない、その2つかもしれません」