バスやタクシーの運転に必要な第二種免許を持っていない、一般のドライバーが利用者を運ぶ取り組みですが、安全性の確保が課題のひとつとされています。
田中健一参与:
「運転手不足を解消しても人の命が失われるような状況では政策も違うのではないかと思う」
「運転手に対する教育もしっかりやって人命の大切さをしっかり運転手に徹底すべき」

ライドシェアの安全性について、事業を主導する国交省の長野運輸支局によりますと、運転手の運行管理などはタクシー事業者が行い、乗車の前後の点呼や健康診断などを実施。
運転手の採用は、過去の事故歴の有無や違反状況を確認した上で、面接などを経て行っているとしています。
最愛の息子を失くして9年。

田原さんは、バス業界の人手不足の中でも、事故の再発防止に向けた対策が進んでいくことを願っています。
田原さん:
「少し運賃が高くなっても安全なバスを運行してもらってお客さんに使ってもらう」
「安全対策がおろそかにならないように、きっちりとやってほしい」